「創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある」宮脇修 | |
「創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある」宮脇修 講談社 食玩で有名になった海洋堂の社長の伝記である。 もともとはプラモデル屋から出発したのだが、その部分の回想はすこぶる面白い。 情熱とか無鉄砲とか関西商人とか、いろんな言葉が連想されてくる。 けれどフィギュア界を創造していくあたりから面白くなくなっていくのは何故なんだろう。 世界的に有名になっていくのに反して、その記述に熱が感じられない。 ある意味まだ回想になっていないからなのだろうか。 どうもいわゆる「オタク」的なモノへの愛情みたいなものが感じられないのだ。 スロットレーシングカーが好きだった私のような世代にはその方がとても安心ではあるのだが。 |
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「あなただけができることをやりなさい」細貝俊夫 | |
「あなただけができることをやりなさい」細貝俊夫 翔泳社 偉大なプログラマー23人の名言集、というより伝記である。 かつてプログラマーとして仕事をしていたからといって創造者のことは何も知らないものだ。 半分ぐらいは名前を知ってはいたが、彼らのことは何も知らなかった。 記憶に残ったのはCOBOLを作ったグレース・ホッパーは英語文法を基礎にしたプログラム言語を開発したが、そうした発想は今でも異端であったり。 スーパーコンピュータで有名なクレイも計算速度にこだわった異端だった。 TeXを作ったクヌースがプログラムを美学として見ていたというエピソードの数々は面白ろすぎる読物だった。 まあ灯台基暮らしというやつか。 |
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「列島縦断へんな駅!?」所澤秀樹 | |
「列島縦断へんな駅!?」所澤秀樹 山海堂 いまひとつエピソードに弱く、駅の説明だけに終わっている駅本。 最近、面白い旅ものを読んでないなあ。 |
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「文庫本・雑学ノート」岡崎武志 | |
「文庫本・雑学ノート」岡崎武志 ダイヤモンド社 こういう絶版本の紹介は面白い。 ただ著者と趣味が違うのでいまひとつであったが。 ほんとに著者は文庫好きなのだからこの本も文庫で出せばよかったのに、と思う本だ。 水曜日。文化の日。 幼稚園のイベント準備の追い込みでかみさんは大忙し。 倒れるんじゃないかと思うほど。 私が社交的ならもっとかみさんも楽になるとは思うのだけれど。 |
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「汁かけめし快食学」遠藤哲夫 ちくま文庫 | |
「汁かけめし快食学」遠藤哲夫 ちくま文庫 強力な食欲本である。 なぜ汁かけめしはうまいのか。 これをえんえんと綴った本で、読んでいるうちにお腹が減ってくる実用本。 しかし食後には読む気にはなれないのが弱点であった。 久しぶりに楽しいエッセイを読みました。 著者のホームページも読みごたえ十分なのである。 土曜日。 午前中、内科に行く。 午後から本を読んだり、寝たりしていた。 |
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「鴎外の坂」森まゆみ | |
「鴎外の坂」森まゆみ 新潮文庫 森鴎外の小説は難しい漢字が多くて苦手なのだが、鴎外という作家にはとても興味をそそられている。 この評伝はとても身近な視点と地理的な感覚が新しく、面白く読めた。 まあ内面への踏み込みがないのがこの本のいいところなのだけど、やはり鴎外には苦渋なる内面も必須かも。 水曜日。 風邪をおしての残業は辛い。 |
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「鉄道の旅を楽しむ本」アジア大陸編 世界の車窓研究会編 青春文庫 | |
「鉄道の旅を楽しむ本」アジア大陸編 やはりこういう旅ものは著者が匿名不特定だとつまらない。 テレビ番組はまだ絵があるからいいけど、単なる活字の紹介文だとさみしい。 シベリア第二鉄道の旅行記が入っているので買ったのだが、とてもじゃないけど旅行記とは呼べないよなあ。 バム鉄道だけでも面白い一冊の旅行記になると思うんだけど。 |
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「昭和電車少年」実相寺昭雄 JTB | |
「昭和電車少年」実相寺昭雄 ウルトラセブンの監督が電車オタクだったとは知りませんでした。 特急とかよりも普通電車についての記述が多いところがとても彼っぽい。
こういう人が特撮を撮っていたのですね。 同様に、あの幻と呼ばれる満州鉄道の「あじあ号」に乗ったことがあるというエピソードもこの監督らしいものですね。 日曜日。 明け方、二度ほど小さい地震があって目がさめる。 今年は地震やら台風やら自然の脅威が多い。 預言者きどりでいろんなことを言っている人は嫌なものだが、それでも人災のような気がしてしまう。 たぶん水俣病などの公害が騒がれていた頃よりももっと大規模に自然改造は進んでいるんだろう。 |
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「20世紀SF・1940年代」1・星ねずみ | |
「20世紀SF・1940年代」1・星ねずみ 木曜日。 ずいぶんと昔に買って読まなかった本だ。 アシモフとかクラークやらブラッドベリの短編が載っているが、やはりタイトルのフレデリック・ブラウンはいい。 最近、評価が高いスタージョンもなかなかだが、ラストのチャールズ・ハーネス「現実創造」は面白い。 SFというよりも奇抜なラテンアメリカ小説といった、ボルヘスあたりに近い雰囲気。 この人、ほとんど翻訳で出てない模様で、アメリカSFもなかなか奥が深い。 |
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「夢の底から来た男」半村良 角川文庫 | |
「夢の底から来た男」半村良 角川文庫版半村良短編集6巻目。 広告代理店に勤め、家庭を愛する平凡なサラリーマンを襲う悪夢の表題や民話的な想像力を日本列島改造華やかりし頃の工事現場を舞台にした「血霊」。 いま読むと古臭くて読むのが恥ずかしいところもあるが、なんとなく今ではスタジオジブリがアニメにするような話が多い。 今も昔もホラ吹き話には目がない、国民性なのか。 |
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ジーン・ウルフ特集 | |
SFマガジン2004年10月号「ジーン・ウルフ特集(監修・柳下毅一郎)」 「アメリカの七夜」が載っていて、柳下毅一郎の「特集解説」が面白い。 宮脇孝雄、柳下毅一郎、大森望の対談を読んでも、『ケルベロス第五の首』は謎だらけであった。 |
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「しあわせの理由」グレッグ・イーガン | |
「しあわせの理由」グレッグ・イーガンを読み終わる。 表題作はとても哀しい話で、なんとなく「アルジャーノンに花束を」を思い出してしまう。 素直にいい短篇だなあと思う。 たまにはこういうひねくれてない本も読まないと、何のために小説なんか読んでいるのかわからなくなる。 まあメロドラマといってしまえばそれまでだけど。 知識より感動を、てな感じ。 |
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「コックサッカーブルース」村上龍 小学館 | |
「コックサッカーブルース」村上龍 まるでサドのような過剰な小説で、うんざりする。 それでも前世紀の小説と違うのは、バブル期の日本を葬ろうとする意志だろう。 その機動力をフウゾクの娘にジャンヌ・ダルク役を求めたりするあたりが村上龍ですね。 このジャンヌ・ダルク率いる秘密結社が不明なままで終わるのだが、これを克明に書いたのが後の「希望の国のエクソダス」なんだろうね。 今日は娘が幼稚園をズル休みしたので、一日遊んでました。 まあ私もズル休みのようなもんだから、似たもの同士の休日はじゃれたり絵本を読んだり、家の中でだらだらと過ごしました。 |
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「むはの断面図」椎名誠 本の雑誌社 | |
「むはの断面図」椎名誠 椎名誠のエッセイは無尽蔵なのだろうか。 まだ未読のものがあったりする。 この中では日記が面白い。 やはりプロは違いますな。 連休一日目である。 なんとなく早起きしたので、子供たちと森林公園に行く。 久しぶりに行くと新しいアスレチックがいろいろできていて、子供たちはお昼を食べるのも忘れて遊んでいる。 夢中になれることがあるのは正直羨ましい。 人生は川の流れのようなもの、と唄ったのはPFMと美空ひばりだが、それがどんなことなのか、今更にわかるような気がする。 人生を下っていくことは、自分自身が傍観者であることを感じている自分が、常に存在していることを強いられる。 それが中高年を自覚するということなのだろうか。 この哀しさは李白とか淵明の世界みたいなものか。 |
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「しあわせの理由」グレッグ・イーガン 早川文庫 | |
「しあわせの理由」グレッグ・イーガン いまどきのSFはSFらしいと思わないのだけど、イーガンは堅気だ。 とにかく驚かしてくれるアイディアがうれしい。 久しぶりの仕事は嫌なことばかりだ。 それでも働かざるもの食うべからず、である。 |
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「アジアの少年」小林紀晴 幻冬社文庫 | |
「アジアの少年」小林紀晴 アジアの旅の写真集。たいして面白くなかった。 たぶんテーマが一貫してないからだろう。 なんだか疲れが出て、昼間はだらだらと過ごす。 夕方から幼稚園で演奏会があったので、子供たちと繰り出す。 丸太をくりぬいたオリジナルの打楽器の演奏で、けっこう面白かったが、子供たちには単純だったのか、いつものように友だちと遊んでいた。 |
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「ボディ・アンド・ソウル」古川日出男 双葉社 | |
「ボディ・アンド・ソウル」古川日出男 著者自身の日常から始まるのでエッセイなのかと思いきや、私小説であった。 なにが起こるわけでもなく、小説家としての日常がだらだらと書かれているだけだ。 なんとなく思い浮かべたのは太宰治。 毎日酒を飲んでクダ巻いてるとこなんて、よく似てる。 というよりまるで私の独身自身の頃のようで、酒浸りなのである。 趣味はまるで違うけど、その雰囲気に共振してしまった。 |
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「食べていくための自由業・自営業ガイド」本多信一 岩波アクティブ | |
「食べていくための自由業・自営業ガイド」本多信一 いづれ会社を辞める身となって本屋をうろつくと、こういう本が目に入るようになる。 次は正社員になれない可能性も高いから自営というのも視野に入ってくる。 著者は職業相談をボランティアでやっている人。 失業者からお金は取れないから、というのがその理由で相談内容に関してはかなり親身そうである。いちど相談してみたくなるなあ。 そんな人が書いたガイド本だからけっこう現実的。 でも自営業のラインナップを読んでもこれをやりたい、というのがあまりない。 当たり前だけど自分がやりたいと思うことがないとなあ。 今日はサーバをたてたり、資料を作ったりで遅くなる。 遅いと子供の顔も見れないので寂しい。 |
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「シンプル人生の経済設計」森永卓郎 中公新書 | |
「シンプル人生の経済設計」森永卓郎を読む。 「年収三百万円時代」でも楽しく暮らせると言い出した人の本。 「シンプル人生」とは専業主婦と子供と住宅ローンという人生三大不良債権を処理することだと書いている。 まあ、そういう考えもあるだろうねえ。 しかしこの三つは大切なものだからみんな苦労して手に入れてるのにね。 評論家というのは気楽でいいね。 |
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「奇術師」クリストファー・プリースト | |
「奇術師」クリストファー・プリーストを読んでいる。 「魔法」から12年ぶりの翻訳だという。 非常に英国的でリリカルな作家で私は大好きなのだけど、日本での人気はマイナー作家から抜け切らず、なかなか翻訳でないのが残念だ。 この「奇術師」もライバルである二人の奇術師を巡る物語が入れ子構造になっていて、パズルを解いていくような楽しみで読める。 奇術師たちの対立が「藪の中」のような、スリリングな展開になっていくあたりが伝統的な英国作家らしい、知的遊技に満ちている。 面白いよ。 今日も会社で根を入れた資料作りをしたり、暗い話をお客さんのところに行ってしてきたりと、またまたへたってしまった。 家に帰って風呂に入る気力もなく、ご飯を食べてすぐに寝る。 |
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「ケルベロス第五の首」ジーン・ウルフ 柳下毅一郎訳 国書刊行会 | |
「ケルベロス第五の首」ジーン・ウルフを読んでいる。 出だしはイメージが定着しないので、読むのが苦痛だった。 だんだんとイメージが蓄積されてくると微妙な世界が構成されてきて面白くなってくる。 確かに誰かが書いていたようにナボコフを読んでいるような感じもする。 不思議な作家だ。 今日は一日会社に居た、珍しい日だった。 異動になったのだが部所名が変わっただけで回りもやることも同じ。ではなく新しい仕事が増えたか。 サラリーマンは辛いね。 |
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「キマイラの新しい城」殊能将之 講談社ノベルズ | |
「キマイラの新しい城」殊能将之を読了。 迷探偵石動戯作とその助手アントニオの探偵物語の最新作。 テーマは、天使は三段論法ができる、です。 なんだかよくわからないと思いますが、これは聖トマス・アクィナスの言葉であり、今回の殺人事件の解答はこの言葉にあるのでした。 これはネタバレですが、読んでみないと意味するところはわからないと思います。 さて、いつでもヒネリを畳み込まないと気がすまないこの推理作家の新作のひねくりは、殺人事件の依頼主が、被害者であるということです。 なにそれ?ですが、ようは死後の世界というやつで、750年前のフランスの騎士の亡霊自身が殺された自分の犯人を探して欲しい、というものなのです。 とは言っても歴史ミステリでもなく、現代日本のしかも東京の代表的観光地である六本木ヒルズがその舞台のひとつだったりします。 もうばかばかしくて読まずにいられない、のですね。さらに作者の新境地というか、まるで香港映画のような楽しい活劇シーンも挿入されていたりと、お薦めの一冊なのであります。 これは参考文献に掲げてあるマイケル・ムアコックの剣と魔法の物語へのオマージュであるせいかも知れません。 そうした中世騎士物語的なファンタジーや中世スコラ神学の魅惑的な雰囲気を織りまぜながら、新本格派的な推理をぬかるんだ現代日本を舞台に繰り広げられるのは、殊能将之しかいないでしょう。 そのあまりにばかげた推理には、亡霊もあきれて退散するほどの顛末が待っているなんて、よくできたお話なのです。これからも続くと思われるこの探偵物語、助手のアントニオが一体何者なのか、超自然的な存在との対決みたいな話になっていくのか、まだまだ楽しませてくれる余地がたっぷりありそうです。 |
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2004-05-09 「夜明けを待ちながら」五木寛之 東京書籍 | |
ひどく鬱な状況が続いているので、こんな本を読んでみた。 |
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2004-05-08 「三角館の恐怖」江戸川乱歩 創元推理文庫 | |
いま読むとおおげさな話である。 |
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2004-05-04 「流星ワゴン」重松清 講談社 | |
連休は仕事の重みでいっぱいだった。 |
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2004-04-29 「笑犬樓よりの眺望」筒井康隆 新潮社 | |
廃刊となった「噂の真相」に連載していた、けっこう毒舌なエッセイで、読んでいて小気味好い。 |
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2004-04-28 「お父さんは時代小説が大好き」吉野朔実 角川文庫 | |
今日も胃が痛い会議をこなし、日がな会社を辞めることを考えていたのであった。 |
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2004-04-27 「学ぶとは何だろうか」鶴見俊輔座談 晶文社 | |
「6、70十年前は戦争へ行って国土をひろげるのが国体だったんですが、いまは経済ですね。」 |
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2004-04-25 「青春の光と影」戦後短篇小説再発見 講談社文芸文庫 | |
このださいタイトルが今日では、とても心地よい。 |
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2004-04-18 「血と砂」イバーニェス 岩波文庫 | |
闘牛という文化がスペインの世界帝国の没落とともに栄えたという、著者が登場人物に語らせる論旨はとても納得できる。 |
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2004-04-17 『ラテン音楽名曲名演名唱ベスト100』竹村淳 講談社 | |
お休みである。 |
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2004-04-16 『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹 新潮文庫 | |
再読である。 |
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2004-04-15 『サウンドトラック』古川日出男 集英社 | |
熱帯化した東京を舞台に、奇矯な兄妹の成長を描いた長編である。 |
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2004-04-14 『地球の裏のマヨネーズ』椎名誠 文藝春秋 | |
だんだんと説教くさくなってきた椎名誠のエッセイである。 |
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2004-04-13 『偽書作家列伝』種村季弘 学研M文庫 | |
久しぶりに種村さんを読む。 |
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2004-04-03 『紋章』横光利一 | |
久しぶりに横光を読む。 |
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2004-04-02 「使いみちのない光景」村上春樹 中公文庫 | |
短い写真文集である。 |
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2004-04-01 「血と砂」イバーニェス 岩波文庫 | |
スペイン文学の古典である。 |
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2004-03-06 「蛇にピアス」金原ひとみ | |
とにかく眠いし、体も疲れている。 |
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2004-03-03 「魔群の通過」山田風太郎 文春文庫 | |
山田風太郎とは思えないほど実直で沈痛な物語である。 |
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2004-02-29 「飛雲城伝説・弧児記」半村良 講談社 | |
なんだかのんびりした日曜日である。 |
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2004-02-25 「春夏秋冬いやはや隊が行く」椎名誠 講談社 | |
会社が嫌なのでいやはや隊を読む。 |
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2004-02-22 矢作俊彦×高橋源一郎「文学界」12月号 | |
今日は図書館に行って、文学界なるものを借りてくる。 |
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2004-02-21 「あやしい探検隊不思議島へ行く」椎名誠 光文社 | |
今日は天気がいいのだが、私もかみさんも一週間の疲れがたまっているので、家でだらだら。 |
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2004-02-12 「内海の漁師」ル・グィン ハヤカワ文庫 | |
仕事は打ち合わせ続きで、本来の仕事ができず、ストレスが溜る。 |
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2004-02-11 「サウンドトラック」古川日出男 集英社 | |
休日である。確か建国記念日ではなかったか。 |
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2004-02-08 「ピース」みうらじゅん 世界文化社 | |
午前中はおばあちゃんを連れて買い物へ。 |
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2004-01-29 「日本の面影」ハーン 角川文庫 | |
明治期の日本というのは私にとっては異国のようなものだ。 |
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2004-01-20 「鳥」デュ・モーリア 創元推理文庫 | |
今日も仕事で夜遅い。 |
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2004-01-19 「日本語の外へ」片岡義男 角川文庫 | |
今日も仕事だ、はあ。 |
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2004-01-18 「レキオス」池上永一 文芸春秋 | |
今日はかみさんが友達の家に行くので車で柏へ。 |
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2004-01-09 「爬虫館事件」角川ホラー文庫 | |
今朝は食欲がなく、朝抜き朝。 |
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